「オンライン秘書になりたいけれど、何を勉強すればなれるのかわからない」
「オンライン秘書の求人を見てみたけれど、事務スキルが少ないから応募する勇気が出ない」
このように考えて、二の足を踏んでしまっている方はいないでしょうか?
オンライン秘書は業務内容がとても幅広く、まさに「何でも屋さん」という言葉がピッタリなお仕事です。
私は経理が好きなので、「経理が得意なオンライン秘書」と名乗っていますが、クライアント様によっては経理の「け」の字も出てきません。
「これができればオンライン秘書!」という明確な指標はないのです…!
とは言え、これからオンライン秘書を目指すなら、少しでも効率よく学んでいきたいのが本音ですよね。
そこでこの記事では、私自身がオンライン秘書になるまでに行動したことを、3つご紹介します。
高額なお金が必要なわけではなく、今日からできるものばかりです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
オンライン秘書を目指して行動を始めたころ、私は中小企業の事務員をしていました。
勤務時間は8:30~17:30までの9時間(実働8時間)。長い…!
8:00までに娘を保育園に預け、職場までは車で20~25分ほど。
家族との時間や、家事の時間を引くと、とにかく時間がないのです。
限られた時間で自分のスキルを上げなければいけない!と思ったので、まずは本業の仕事をそれまで以上に念入りに進めることにしました。
具体的には、次のようなことです。
- 税理士さんの会計チェックに毎月立ち会っていたため、どのようなポイントで会計チェックをされているのか、横で見せてもらうようにした。
- 税理士さんが何か修正を行ったときには、「なぜ?」を必ず聞くようにした。
- 請求書やFAXの案内状など、さまざまな書類をゼロから「より見やすくするには?」を考えて作ってみた。
- エクセルのデータで、「より効率よく進める方法は?」を考えて、関数を作ったり試してみたりした。
長く仕事をしていると、「こういうマニュアルだから」「この書式で作るのが慣例だから」といった理由で、あまり深く考えずに作業してしまいがちです。
そこで、まずは意識を変えて「もっと良くする方法は?」「もっと知識を深めるには?」を考えるクセをつけよう!と思いました。
私の場合は経理を中心とした事務だったので、上記のような行動をしましたが、知識を深めたりスキルアップをはかることは、職種に関係なくできるはず。
例えば、コールセンターで働いているなら「正しい敬語の知識をつける」を意識してみてもいいでしょう。
一般事務でメール対応をするなら「定型文に自分の言葉をプラスしてみよう」と意識したら、相手との関係もより円滑になるかもしれません。
今の自分が、本業でさらにスキルアップできるポイントはないだろうか?とぜひ探してみてください。
きっとたくさんの気づきが得られるはずですよ!
ここからは、オンライン秘書になるまでに行動したことを順番にご紹介していきますね。
まずは、オンラインコミュニティに入会しました!
インターネットや書籍から自己流で学んでいく方法ではなく、オンラインコミュニティに入会することを決めたのは、次のような理由からです。
- 一緒にオンライン秘書を目指す仲間が欲しかった
- オンライン秘書として稼働している先輩方が集まる場所で、経験談や失敗談、成功事例などの「生の声」を聞きたかった
- 困ったとき、行き詰まったときに、質問したり意見を聞いたりできる環境があれば安心だと思った
- 「娘が小学校にあがるまでにフリーランスになる!」という目標があったので、少しでも効率よくオンライン秘書として稼働を始めたかった
- お仕事につながる情報が得られるかも?と思った
オンラインコミュニティに入会すれば、もちろん月額料金がかかります。
「入会しなければオンライン秘書になれない」というわけでもありません。
ただ、自分が理想とする働き方に近づくスピードは、自己流で進めるよりも圧倒的に速くなります。
私はオンラインコミュニティに入会し、講座を受けて学びながら、半年もかからずに最初のお仕事を獲得することができました!
スピード感重視でオンライン秘書を目指すなら、自己投資をするつもりで、オンライン秘書のコミュニティに参加してみるのも一つかもしれません。
もちろん、自分のペースでじっくり学んでいくのも決して間違いではありませんので、自分に合った方を選んでみてくださいね。
書籍やYouTube、Voicyなどから、すでにフリーランスで活躍されている方のマインドや知識をインプットしていきました。
中でも私がおすすめしたいのは、「Voicy」や「stand.fm (スタンドエフエム) 」というラジオ配信アプリ。
ラジオ配信なので当然ですが、文章や画像ではなく、耳だけでインプットできるのです。
忙しくて時間がなくても、「耳だけならなんとかなりそう…!」っていうときありませんか?
私は以下のようなときに、Voicyやスタンドエフエムでインプットしていました。
- 通勤途中(車のオーディオとBluetoothでつないで流す)
- 仕事の休憩時間(音モレ注意)
- 娘の寝かしつけ中(ワイヤレスイヤホンを片耳だけつけて流す)
- 家事の途中
YouTubeを見るとなると、1つの動画がわりと長編(1時間~)になっていることが多いですよね。
その点、ラジオ配信なら1コンテンツ30分以内に収まっているものが多く、隙間時間にもピッタリ。
本業があったり子育て中だったり、まとまった時間がなかなか取れない方におすすめです♪
娘が早く寝てくれたときには書籍やYouTube、隙間時間を有効活用したいときはVoicyやスタンドエフエム。
このように使いわけながら、「すでに成果を出されている方のマインドを取り込む!」という意識で行動していました。
みーもがおすすめするコンテンツや書籍については、また別の記事でご紹介しますね~!
以前こちらの記事で、「オンライン秘書を目指すなら、まずはどんな募集があるのか見てみましょう!」とお伝えしました。
オンライン秘書になるには?お仕事内容や必要な準備について解説!募集を探してみたとき、このような文言を見かけませんでしたか?
- 【条件】下記のツールを扱える方
・Googleドキュメント
・Googleスプレッドシート
・Slack - Zoomでオンラインミーティングが可能な方
- Chatworkで連絡が取れる方
「Zoomは聞いたことがあるけど、Googleスプレッドシート?Slack?Chatwork?なんのこと?」
私はオンライン秘書を目指し始めたころ、まさにこのような状態でした。
オンラインでよく使用するツールを知っている&ある程度使える状態でないと、応募すらできない場合があるんですよね…!
せっかく自分の力を発揮できそうな業務内容で、条件も理想に近い募集を見つけたとき、ツールの使用経験がないために応募できないのは、すごくもったいないです。
では、何も分からなかった私は、どうしたのか?
答えは簡単です。
使用経験がないなら、使ってみればいいじゃない♪
応募条件として使用経験が求められるようなツールは、無料で使えるものがほとんどです。
Googleドキュメントやスプレッドシートは、Googleアカウント(Gメールアドレス)があれば使えます。
イメージとしては、GoogleドキュメントはWordに近く、スプレッドシートはExcelに近いものなので、日常生活で使ってみましょう。
私はスプレッドシートで家計簿をつけ始め、今も継続していますよ。
チャットツールであるSlackやChatwork、オンライン会議ツールであるZoomも、Gメールアドレスがあれば無料でアカウントを作成できます。
「習うより慣れろ!」の精神で、まずは使ってみてください。
その小さな努力が、希望の求人に応募する勇気へとつながりますよ。
SlackやChatwork、Zoomの使い方や練習方法なども、今後ご紹介していきたいと思っています!
お楽しみに~♪
オンラインコミュニティへの入会や、書籍の購入には料金がかかりますが、YouTubeやラジオ配信でのインプットや、ツールを使ってみることは無料で始められます。
お金をかけられなくても、時間がなくても、今この瞬間からできることはたくさんあります。
「〇〇だからできない」と思ったら、「どうしたらできるだろう?」と考えてみてください。
- 通勤途中に10分くらいのラジオなら聞けるかも?
- 1時間ほどのYouTubeを1.5倍速にしたら、40分あれば見られるかも?
- Gメールアカウントはあるから、試しにChatworkを使ってみようかな?
そんな小さな一歩の積み重ねで、未来は大きく変わります。
理想の働き方を見つけて実現するために、一歩ずつ行動していきましょう。
私もまだまだ成長途中!一緒に頑張っていきましょうね~♪